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4名のアーティストによる造花のフラワーアレンジメント

投稿日:2024年11月22日 | 最終更新日:2024年11月26日


造花ならではの表現

総合カタログ2025では今、造花でできること、最新の流行スタイルなどを取り入れ、様々なコンテンツを掲載しています。
今回はその中から一つのコンテンツをご紹介いたします。
花業界で活躍する著名な4名のデザイナーに造花を使い、それぞれの感性をのびやかに発揮したアレンジメントを制作していただきました。
造花だからこそ表現できる花の美しさ、生花では難しい表現、
表現者が表現したいままに茎を曲げ形作った花の躍動感をご鑑賞ください。

Designer’s Message

「アーティフィシャルフラワーに命を吹き込む」という事をデザインで表現しました。
時と共に成熟していくように、色を加えていく事、視覚的に流れを作る事で表現しています。

Designer’s Message

本来は季節が異なるために組み合わせることができない花合わせや、
垂らすことの出来ない花材を曲げることが出来るアーティフィシャルフラワーだからこそ出来るキャスケードブーケです。

曽我部 翔

東京を拠点に、国内各地でのウエディングやイベント装飾や大規模な空間装飾、広告デザインに関わるフラワーデザインを手がける。 「世界らん展」「国際バラとガーデニングショウ」など国内外多くのステージでフラワーパフォーマンス他、メディアへの出演。 韓国、中国、オランダやパリなどでの作品発表、パフォーマンスなど海外へも活動の場を展開中。 BOLERO株式会社 代表取締役


Designer’s Message

流れるような柔らかな小花フルオブスモールフラワーのホワイトとブルーの2色と、鮮やかな黄色のラナンキュラスをメインに、あえて葉や茎を見せず花の部分だけを使ってアレンジメントを制作しました。それぞれの色や形の個性を生かして、密集の美しさを表現した不思議な花の塊です。

Designer’s Message

ユニークなスパイダー咲きのガーベラと、白の小さな花が規則的に連なるキャスケードオーキッドをポイントに、ポピーやスミレなどの柔らかな花を束ねました。それぞれの花の形や動きが感じられる軽やかさと華やかさを表現したブーケを制作しました。

若井 ちえみ

花や植物の香りを感じて深呼吸するような、慌ただしいと見失いがちな自分だけの時間を感じてもらうことを
コンセプトに活動。ウェディング、ショップや展示会などの空間にあわせて花のスタイリングなども行う。
duftオーナー・フローリスト


Designer’s Message

器を見てルドンの「グランブーケ」(大きな花束)が想起され、その特徴を生かしてブーケとして束ねて挿しています。今にも動き出しそうに揺れたり舞ったりと伸びやかな植物の表現にピッタリのエリスリナブランチやランなどのロングステムをセレクトしました。生花と変わらないアーティフィシャルフラワーの可能性を制作を通して存分に楽しませていただきました。

Designer’s Message

個性的なオレンジのエリスリナブランチをメインにグリーンや実物をグルーピングして、素材の特徴を生かしたモダンスタイルのブーケです。スタイリッシュなドレスにさらりと抱えていただけるようなイメージで制作しています。

舘 美奈子

オランダにてマスターフローラルデザイナーの資格を取得後、オランダのライフスタイルをベースに自然を愛する気持ち、
素材が本来持っているよさ活かしながら、コーディネートに効果的なデザインを生み出す活動を行っている。
KieKa代表


Designer’s Message

芸術的なフォルムの器に合わせて、力強く天に昇るような伸びやかでエネルギーを感じる全長2mの大型アレンジメンメントは、アーティフィシャルフラワーだからできるデザインだと思います。グレードの高い空間に合うアレンジメントとして制作しました。

今野 亮平

日本フラワーデザイン大賞1位。ポートランドで学んだライフスタイルデザインを基礎に、緻密な構成と自然美に独自の世界観をもつフラワーデザイナー。コンテンポラリーなデザインは国内外から評価され、百貨店・ブランドと数々のデザインプロジェクトを手掛け、近年では海外にも活躍の場を広げています。
株式会社ベル・フルール 代表取締役社長 株式会社エミリオ・ロバ代表取締役社長