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横浜ディスプレイミュージアムだけの『ホテイアオイ』という自然素材!
横浜ディスプレイミュージアムでは、水草の一種の『ホテイアオイ』という素材にいち早く着目し、しめ縄、リースといった商品の販売を開始いたしました。
無垢材ならではの風合いが抜け感のあるアレンジを可能とします。
また、SDGsの目標15「陸の豊かさも守ろう」に関連する取り組みでもあり、循環型社会の実現に向けた活動を推進していきます。
『ホテイアオイ(別名:ウォーターヒヤシンス)』とは水草の一種で、20世紀初頭に世界各地に分布した熱帯アメリカ原産の水生植物です。水面に浮かんで生息し、夏になると美しい青紫色の花を咲かせます。
日本では明治時代に観賞用・家畜飼料用として持ち込まれたといわれていて、現在は北海道を除く全国に分布。
富栄養化した、河川や水路、ため池に生育し、繁殖力が強いことからあっという間に水面を覆いつくすこともあります。
『ホテイアオイ』は非常に繁殖力が強く、日本のみならず、世界各国で大繁殖を繰り返し、人々が生活するうえで支障をきたす様々な問題を引き起こしています。
代表的な例をあげると、水上輸送の妨げであったり、酸欠による生態系・漁業への影響、ときにはダムの水門をせき止め洪水の原因になったり『ホテイアオイ』の異常な繁殖は大きな社会問題となっています。
このようなことから世界十大害草の一つに指定され、“世界侵略的外来種ワースト100”にも選ばれています。
人々から忌み嫌われ、恐れられている様から、別名「青い悪魔」などと呼ぶ国があるほどです。
とくに、東南アジアのタイでは政府を巻き込むほどの社会問題になっていて、いまだに解決の糸口を見つけられないまま多くの人々が窮しているのです。
ホテイアオイの活用方法には、製紙や飼料などいくつかありますが、横浜ディスプレイミュージアムは乾燥させたホテイアオイの茎を縄や紐に加工したときの独特の風合いに着目し、新たなアレンジ資材として商品化を進めました。
また、ホテイアオイを使用した製品が広く認知されることで原産地域における雇用取り組みの一層の推進が期待できるとともに、CO₂を大量に吸収した段階で回収・製品化するためCO₂削減の効果まで期待できます。
環境問題の取り組みの一つとして循環型社会の実現が世界の共通認識としてありますが、横浜ディスプレイミュージアムでは、ホテイアオイを原料とした材料開発で社会貢献活動を積極的に進めていきます。
ホテイアオイを使ったアレンジメント事例を3つご紹介いたします。
この他にも多くの事例・コーディネート集を掲載していますので、教室レッスンやディスプレイのヒント、アイデアとしてご活用ください。
2000件以上の事例・コーディネート集はこちら
ホテイアオイ+ソラフラワーのお正月飾り
ホテイアオイとソラフラワーを組み合わせたナチュラルテイストのお正月飾り。
ラナンキュラスを模したソラフラワーは定番のホワイトとレッドを使用しています。
化学繊維にはない自然素材独特の風合いを楽しむことができます。
使用アイテム詳細はこちらからご確認いただけます
ホテイアオイ+『グリッターコレクション』のしめ縄飾り
ゴボウタイプのしめ縄ホテイアオイと初春の造花シリーズ『グリッターコレクション』を組み合わせたしめ縄飾り。
淡い花色にゴールドのグリッターが吹き付けられているのでやさしい雰囲気かつ高級感のあるアレンジ製作が可能となります。
ホテイアオイはどんな花材ともなじみが良く、様々なスタイルと合わせやすいのが特徴の一つです。
使用アイテム詳細はこちらからご確認いただけます
『グリッターコレクション』の詳しい説明は下記記事でご紹介しています。
初春の花シリーズに新たなアイテムが追加されました!
ホテイアオイを使ったクリスマスリース
ホテイアオイのリースベースにクリスマスオーナメントを組み合わせた造花リース。
スノーチップとサンタオーナメントを貼り付けるだけなので、だれでも簡単にアレンジ製作が可能です。初心者向けのレッスン教材として最適です。
使用アイテム詳細はこちらからご確認いただけます
2023年 秋・冬新商品では新たにデザインタイプ、リボンなど、商品ラインナップを強化。
アレンジに取り入れやすいように様々なタイプのしめ縄、リースを16アイテムご用意いたしました。
商品一覧を下記ページにまとめていますのでこちらからご確認ください。
ホテイアオイアイテム一覧はこちら