- Home
- 喪中はがきが届いたら
喪中はがきが届いたら
投稿日:2025年3月19日 | 最終更新日:2025年3月25日
喪中はがきが届いたら:想いを伝える仏花の贈り方
近年、家族葬が増え、親しい方との別れを喪中はがきで初めて知るケースが増えています。
お世話になった方や親しかった方の訃報を、年賀欠礼状で初めて知ったとき、どうすればいいか悩まれる方も多いのではないでしょうか。
先日、造花(仏花)を贈って喜ばれた「佐藤美咲さん」から、心温まるお便りをいただきました。
そのお便りをもとに、喪中はがきを受け取った際の対応と、仏花を贈る選択肢について考えてみましょう。


喪中はがきで知った訃報:佐藤美咲さんの体験談
「12月のある朝、いつものように郵便受けを確認すると、見慣れない喪中欠礼状がありました。『えっ、田中さんのご主人が亡くなったの…』一瞬、目を疑いました。」
佐藤美咲さんは、大学時代に親しかった同級生の田中さんの喪中欠礼状で、初めてご主人の訃報を知りました。在りし日の優しい面影を思い出すと同時に、葬儀がすでに終ってしまっているため、今更お香典をお送りするタイミングではない、
しかし、寒中見舞いのハガキ一枚では寂しすぎる、と悩んでしまったそうです。
また、何年も会っていないため、いきなり連絡をするのも気が引けてしまったそうです。
「こんな時、どうしたらいいのかしら・・・」
お母様の提案:造花(仏花)を贈るという選択
悩んでいた美咲さんに、お母様が「お供え用の造花を贈ってみたらどうかしら?」
とアドバイスをしました。
お母様は「お花は、お悔やみの気持ちを伝えるだけでなく、贈られた人を喜ばせ、
つらい心を和ませるもの。造花なら、水替えなどの手間をかける心配がない」と教えてくれたそうです。
美咲さんはさっそく、お供え用の造花(仏花)を贈りました。




お花を贈った後の心温まる交流
後日、田中さんから「お花をありがとうございます。花と一緒にあなたの温かい気持ちが伝わってきて、とても心が安らぎました。」という、丁寧なお礼状が届きました。
美咲さんは、自分の気持ちが届いたことをうれしく思い、心まで温かくなったそうです。
そして、お母様に感謝の気持ちを伝えたそうです。
「春になったら、お茶かランチにでも誘おうかしら」と、二人の交流はこれからも続いていくことでしょう。
喪中はがきを受け取ったら:お供えの仏花を贈るという選択肢
造花の仏花は、生花のように水替えの手間がかからず、長時間美しい状態を保てるというメリットがあります。
お忙しい方や、ご高齢の方にも、安心して贈ることができます。
また、お悔やみの気持ちだけでなく、飾られた方の心を慰め、和ませる力もあるでしょう。
心を込めたお供えで、故人を偲ぶ
故人を偲ぶ気持ち、ご遺族を慰めたい気持ちを込めて仏花をお送りすることで、きっとその想いは伝わるはずです。