お悔やみ例文集 » 横浜ディスプレイミュージアム | アーティフィシャルフラワー・造花の販売・卸販売

お悔やみ例文集

投稿日:2025年3月19日 | 最終更新日:2025年3月25日

お悔やみの文例集とマナー:心を込めて伝えるために


仏花をお送りする際に、お花に添える「お悔やみ状」。遺族の心を慰めるための大切なメッセージです。
ここでは、お悔やみ状を書く際のご参考として、文例と注意すべきマナーをまとめました。心を込めて、丁寧にお悔やみの気持ちを伝えましょう。

お悔やみ状とは:弔意を伝える手紙

さまざまなご事情で、お通夜やご葬儀に参加できないことがあります。そのようなときに、哀悼の意を込めて出すのがお悔やみ状です。

お悔やみ状を書く際には、いくつかのマナーを守ることが大切です。
まず、 便せんは一枚にまとめ、簡潔に書くことを心掛けましょう。また、筆記用具はボールペンを避け、筆ペンや万年筆、水性インクのペンを使用するとよいでしょう。

お悔やみの文例集:状況の合わせた例文

以下に、さまざまな状況に合わせたお悔やみの文例をご紹介します。ご自身の状況に合わせて、参考にしてください。

《遠方のため、病気のなどの理由で欠席する場合》

遠方にお住まいの場合や、ご自身の病気や介護などの理由で、参加できないことを明確に伝えることも大切です。

 

例文1

この度は、○○様ご逝去の報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。ご遺族の皆様のご心痛をお察しいたします。
本来であれば、すぐにでもお伺いし、お悔やみを申し上げるべきところではございますが、遠方のため、やむを得ず書面にて失礼いたします。○○様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

例文2

突然の訃報に、まだ信じられない気持ちでおります。ご家族の皆様のお悲しみはいかばかりでしょうか。すぐにでも葬儀にかけつけ、お見送りさせていただきたいのですが、現在療養中のため、断念せざるを得ません。
ご霊前にお供えいただきたく、心ばかりのお花を送らせていただきました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

《仕事や所用で欠席する場合》

仕事や所所用で欠席する場合は、理由を具体的にご説明せず、失礼のないよう丁寧に伝えましょう。

 

例文3

この度は、○○様のご逝去の報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。ご家族の皆様のご心中お察しいたします。
本来であれば、ご葬儀に参列し、ご焼香させていただくべきところ、やむを得ない事情により、伺うことができません。大変失礼ではございますが、ご霊前にお供えいただきたく、ささやかではございますが、お花をお送りさせていただきました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

例文4

○○様のご訃報に接し、心よりお悔やみを申し上げます。ご家族のご無念はいかばかりかと拝察いたします。お伺いして直接お悔やみを申し上げるべきところ、どうしても都合がつかず、参列できません。
心ばかりのものでございますが、お花をお送りさせていただきました。ご霊前にお供えいただければ幸いです。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

《喪中欠礼状で初めて訃報を知った場合》

喪中欠礼状で初めて訃報を知った場合は、今までお悔やみを伝えられなかった失礼を詫びる言葉を添えましょう。

 

例文5

この度は、ご丁寧な挨拶をいただき、ありがとうございました。
○○様のご逝去の報に、大変驚き、お悔やみを申し上げないまま今日に至ってしまいましたこと、深くお詫び申し上げます。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
○○様のご霊前にお供えいただきたく、心ばかりのお花をお送りさせていただきます。ご家族の皆様には、さぞ寂しい年の暮れとは存じますが、くれぐれもご自愛くださいませ。

例文6

この度はご丁寧なご挨拶をいただきまして恐れ入ります。今日までお悔やみも申し上げず、失礼いたしました。
ご服喪中につき、新年のご挨拶は控えさせていただきます。
○○様がお亡くなりになられ、皆様さぞお力落としのことと拝察いたしますが、どうぞお気持ちを強くお持ちください。心ばかりではございますが、仏花をお贈りいたしました。ご仏前にお供えいただければ幸いです。寒さ厳しきところから、ご一同様ご自愛あそばされますよう、心よりお祈り申し上げます。

例文7

本日、年賀欠礼のお知らせをいただき、大変驚いております。
○○様ご逝去とのこと、今日まで存じ上げず、大変失礼いたしました。遅ればせながら、謹んでご冥福をお祈り申し上げますとともに、勝手ではございますが、仏花を送らせていただきました。ご仏前にお供えいただければ幸いです。ご家族の皆様には、さぞお力落としのことと拝察いたしますが、どうぞ心を強くお持ちになりますよう、心よりお祈り申し上げます。

お悔やみ状で避けるべき「忌み言葉」


お悔やみ状では、不幸が重なることを連想させる「重ね言葉」や、不幸を直接的に表す言葉は避けるべきです。これらは
「忌み言葉」と呼ばれ、縁起が悪いとされています。葬儀の際にも同様に、使用を避けましょう。

避けるべき重ね言葉の例

ますます、重ね重ね、いよいよ、まだまだ、くれぐれも、追って、再三、再び、返す返す、続く、など
 

避けるべき不幸を直接的に表す言葉

死、四、死亡、死去、迷う、浮かばれない、長引く、苦しむ、苦、九、など