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造花仏花の特徴

投稿日:2025年3月18日 | 最終更新日:2025年3月25日

 

故人を偲ぶ気持ちをかたちに。造花仏花の魅力

墓に花をお供えする目的は、故人への供養です。
生花でも造花でも、故人を偲ぶ気持ちが大切にされるべきでしょう。
造花ならではの特長を活かして、場所や条件に捉われず、故人を偲ぶ空間をいつでも美しく彩ることができます。


季節にかかわらずお好きな花を自由に選べます

仏花として造花を選ぶ特長の一つは、その選択肢の多さです。
季節の花を選ぶことはもちろん、その季節には希少な花や咲かない花を選ぶことさえできます。
故人の愛した花や、好きだった色の花、思い出の場所に咲いていた花など…、
心に残る大切な思い出の花や色の花を自由にお選びいただけます。
「一年を通して、故人の好きだった花を供えたい」「オリジナルのデザインにしたい」「大切な人の好みの色で仏花の色も統一したい」といったご要望にもお応えすることができます。


生花が使えない場所でも安心してお使いいただけます

老人ホームに入居する際に、故人の位牌を自室に持ち込む方がいらっしゃいます。
しかし、老人ホームの規則で、位牌を置いた供養スペースに生花を飾ることができない場合が少なくありません。
このような場合に、造花の仏花を選ぶ方が増えています。
水替えや生ゴミの処理などでヘルパーさんの手を煩わせることもなく、常に仏花を絶やさないことで、入居者の方にも心の安らぎを感じていただけるでしょう。
花が一輪あるだけでも、人の心は和むものです。
位牌を飾る花々が入居者の心を明るくしてくれる一方で、お部屋の清潔さを保てる点が喜ばれている理由です。
また、同じように衛生上の理由で生花の使用を禁じている霊園でも、造花の仏花が選ばれ、喜ばれています。


お手入れ簡単な祈りのスペースは、いつでも心の安らぐ場所に

毎日の仏花の水替えは、手間がかかると感じる方も多いようです。
故人のために供える花は、あなたの心を和ませるための花でもあるのですから、その手入れがいつしかストレスにならないようにしたいものです。
造花の仏花は水替えが不要です。花の鮮度を気にしたり、ゴミに出す必要もなく、お手入れは容易です。
祈りのスペースが、いつでもあなたの心の安らぐ場所であるために、造花を仏花として飾ることがその手助けになるでしょう。


新しい供養のかたちを演出

和室も仏間もないけれど、故人を想って手を合わせるスペースが欲しい。
そんな方のために、モダンにデザインされたミニサイズの仏壇や骨壺を、祈りのための家具として用いる「手元供養」という新しい供養のかたちが注目されています。
造花は、この新しい祈りの場に飾るにも最適です。陽ざしや温度などにも気を使う必要がなく、どこにでも飾ることができます。
手元供養品の傍らに、故人の愛用品や思い出の写真と一緒に、故人の好きだった花のアレンジを飾れば、洗練されたインテリアの一部として、お部屋に心安らぐ祈りの空間を演出してくれることでしょう。


狭い場所でも場所を選ばずお使いいただけます

現代の納骨堂は、多くのお骨を収納するため、一人用のスペースがとても狭い場合があります。このような場所には生花を飾ることはできません。
しかし、造花の仏花であれば、問題ありません。限られたスペースでも、そこに合うサイズの造花を見つけることができます。
どんなにコンパクトな場所にも、生花が使えない場所にも、あなたの想いと供養する心を届けてくれるでしょう。


普段は造花を、節目には生花を。併用をおすすめします

もちろん、造花に独自の良さがあるように、生花には生花にしかない良さがあります。
そんな2種類の花を使い分ける賢い方法があります。命日やお盆など、節目には生花を供え、普段は造花を供えるのです。
手間いらずで長期間使える造花と、鮮度が命で短期間の使用に適した生花を併用する。
これは、まるでハイブリッドカーのように、2種類の花の特長を活かした賢い花の供え方です。
また、お彼岸やお盆以外にはお花を飾らない場合、それ以外の長い期間、花のないままになっています。
供養の花を絶やさない、そんな心遣いを表すためにも、この併用はいかがでしょうか。
「これまで通りに」「こうしなければ」という考えにとらわれなければ、より自由な発想で造花の特長を活かすことができるでしょう。