続いてはドイツ クリスマスワールド・アンビエンテへ » 横浜ディスプレイミュージアム | アーティフィシャルフラワー・造花の販売・卸販売

続いてはドイツ クリスマスワールド・アンビエンテへ

投稿日:2024年3月1日 | 最終更新日:2024年4月5日

ドイツフランクフルトにてクリスマスとインテリアデザインの展示会が開催!

メゾン・エ・オブジェと同時期に、ドイツのフランクフルトにある国際見本市会場では
クリスマスワールド(Christmasworld)が開催されました。
クリスマスワールドはその名の通り、
クリスマスに関わる最新の商品やデコレーションが紹介される
世界最大規模のクリスマス展示会です。
また、同じ会場で国際消費財見本市アンビエンテ(Ambiente)も同時開催。
メゾン・エ・オブジェと並ぶ世界的なインテリアデザインの展示会です。
来場者数はクリスマスワールド、アンビエンテ、同時開催のクリエイティブワールド3見本市合計で13万人を超えます。
出展者は4900社以上となり、シーズンデコレーションやインテリアに関心のある多くのバイヤーが訪れます。
メゾン・エ・オブジェを見た私たちはパリから飛行機でフランクフルトへ移動し、
こちらは会期初日から2日間かけてまわりました。

会場のメッセフランクフルト。
主要駅のフランクフルト駅から近い場所にあります。
この外観からは予想がつかないほどの巨大なホールがこの奥に並んでいます。

クリスマスワールド 会場レポート

クリスマスワールドの会場内に入ると、
キラキラしたクリスマスツリーやオーナメントで埋め尽くされていました。
やっぱりなんといっても規模が大きい!
クリスマスツリーの大きさやオーナメントの数、ライトの量、全てがこれでもかというほど盛り盛り……

 

 

天井からツリーが吊り下げられています。
いったいオーナメントをいくつ付けたら完成なのかと気が遠くなる気持ちでいましたが、
これこそが本場のスタンダードなのだと感じました。

 

 

 

 

多くのブースでドーナツ型ライトを見ました。
昨年あたりから出始めているようでしたが、今年は取り扱いメーカーも増えてきているみたいでした。
サイズ違いで吊り下げると素敵です。
電飾装飾にマンネリを感じている方には新しくていいかもしれませんね。

 

 

テーブルコーディネートも様々なテイストで表現されています。

 

 

中にはドライフラワーとオーナメントを組み合わせたディスプレイも。
最近はドライフラワーのディスプレイといっても、鮮やかな色を使うことが多いみたいです。

 

 

ツリーの足元隠し。こういう便利商品、探してました~。

 

 

 

アクリルチューブ製のツリー。これまでより立体的で綺麗に見えます。

 

 

クリスマスシーズンに欠かせないLEDキャンドル。
最近は炎の部分が揺れないタイプに切り替わっています。
↓YDMでも昨年から販売開始しています。

 

 

メゾンエオブジェに出ていたLEDキャンドルメーカー各社も同じタイプを出していました。
こちらが主流になりそうです。

 

 

ペーパーのツリー。軽くて便利です。
このように台の上に置きたい場合にも扱いやすそうです。

 

 

こちらはビッグサイズのペーパーツリーです。
真っ白で統一したディスプレイは上品でいいですね。

 

 

 

ガラスオーナメントがずらりと並んでいます。繊細なつくりでとてもきれい。

 

 

ニッセさん、ひげの部分がグリーンになっています!
ちょっと変な気もしますが……

 

 

ツリーやオーナメントだけでなく、クリスマスラッピングも並んでいました。
こちらはオランダのリボンメーカー。まるでアパレルショップのような展示でわくわくします。

 

 

メーカーによるラッピングの実演会も開催中。
フラワー関係のお客さんが集まって見学していました。

 

 

メッセージカードなどクリスマスシーズン向け文具。

 

 

こちらもラッピングメーカー。
用紙のバリエーションの見せ方が分かりやすい!
上部に下がっている黒いペーパーも、白い手書き文字で看板風にディスプレイしています。
簡単で費用をかけずにお洒落な演出が出来そうですね。

 

 

ブランチにライトが仕込まれている造花です。これはとてもきれいでした。

 

 

テーマパーク向けの大型商材のコーナーも。

 

 

手前のそりは本物のアトラクションになっていて、音を鳴らしながらゆらゆら動いていました。
まるで遊園地に来ている感覚……
実際に乗り心地を確かめている人もいました!

 

クリスマスワールドまとめ

会場内はあちこちでクリスマスツリーやイルミネーションの装飾事例が展示され、
アイデアが盛りだくさんでした。どこのブースに行っても感じたことは、
とにかく天井から吊り下げてボリュームを出すことです。
吊るすアイテムや手法もそれぞれで、今までチャレンジしてこなかった装飾方法も学んできました。

 

 

またクリスマス商品以外にもラッピングなどの商品陳列方法や演出にも見どころが多く、
私たちの売場やHPでの表現方法の参考になりました。
横浜ディスプレイミュージアムの今年のクリスマスシーズンには、
クリスマスワールドの熱量を皆様にお届けすべく、
これまでよりパワーアップしたクリスマス装飾をご提案する予定で絶賛計画中です!

 

アンビエンテ 会場レポート

 

アンビエンテではインテリアライフスタイルに関するメーカーが集まり、
会場はメゾン・エ・オブジェ同様にバイヤーやデザイナーで大変にぎわっていました。
また、伝統工芸に関わる日本企業も多く出展していました。
セミナーやイベントも開催されており、買い付けだけではなく学びと交流の場でもありました。
メゾン・エ・オブジェとの違いとしては、より商品にフォーカスした展示が多いことです。
空間演出というよりは商品の素材やコンセプト、機能性を表現したブースが目立ちました。

 

 

曲線を使った商品はトレンドの一つです。

 

 

 

商品が色別に並んでいるとついついシリーズで揃えたくなりますね。

 

 

黒背景のパネルによって黄色の商品が良く目立ちます。

 

 

 

香りのイメージがカラーで表現されています。

 

 

 

壁掛けのポットで簡単な壁面植栽を作っています。
スタイリッシュでいいですね。
ここはハンガーラックや壁掛けラックを扱うメーカーでした。

 

 

お店の什器に良さそうなスタンド。
アンビエンテでは仕上がりが綺麗で品質のいい商品が目立ちます。

 

 

 

お花をたっぷり飾るのではなく、ヤシのリーフ数枚だけでもかっこよく決まっています。

 

 

スポットを当てて商品のシルエットを見せた綺麗な陳列です。

 

 

 

 

アンビエンテでは日本企業も数多く出展おり、フランスのメゾンエオブジェではなく、
あえてドイツのアンビエンテに出展を決めたというお話も伺いました。
より商品に焦点を当てたブースが見どころで、
実際に商品を手に取りながら商談するバイヤーたちも多く見かけました。
私たちにとっても商品展示・ディスプレイの手法に手ごたえを感じる展示会となりました。
横浜ディスプレイミュージアムの豊富なディスプレイ事例を通して、お客様へご紹介してまいります。

 

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